
こんにちは、FXトレーダーはるです。
「ボリンジャーバンドがスクイーズ状態の
トレード戦略」
についてEURUSDの4時間足を例に解説します。
ボリンジャーバンドがスクイーズ・エクスパンションの状態とは
チャートの右端をご覧いただくと、
ボリンジャーバンドの上下のラインが
どんどん狭まっているのが分かると思います。
これを「スクイーズ(Squeeze)」といいます。
日本語でいうと、「収縮する」とか「搾る」という感じですかね。
逆に、ボリンジャーバンドが拡大している状態のことを
「エクスパンション(Expansion)」といいます。
ちょうど、チャート中央あたりで大陽線が出て、
一気にボリンジャーバンドが拡大している場面です。
大きく上昇・下落した後に値動きが小さくなると
このような形になり、
エクスパンション → スクイーズ
を繰り返しながら上昇・下落していきます。
その他には、ダラダラと上昇・下落が続いた時には、
ボリンジャーバンドの形状は「寸胴型」になります。
この時のトレード戦略については、別の機会に解説したいと思います。
ボリンジャーバンドがスクイーズ状態のトレード戦略
一般的に、日本時間は値動きが小さく、
夕方、欧州勢が参加してくるあたりから
値動きが活発になる傾向にありますが、
これを今回のボリンジャーバンドの形状に当てはめると・・・
[colored_box color="red" corner="r"]前日、夕方から大きく上昇しそのままの流れを継続(指標発表によって大きく動いた時もこんな感じになりますよね) [icon image="arrow4m-gr-b"]
翌朝から日本時間にかけて小動き
[icon image="arrow4m-gr-b"]再び、欧州勢が参加してくる夕方から動き出す
あるいは、上位時間軸のMAタッチから動き出す
(タッチ&ゴー作戦でトレードします)[/colored_box]
で、ボリンジャーバンドがスクイーズの状態になってきたら、
ボラティリティが小さくなるわけですからトレードは見送りです。
エントリーしたとしても値幅が出ませんからね。
ちなみに、ボラティリティは、
「ボリンジャーバンドの形状」と「ATR」
で判断できます。
もし、ボリンジャーバンドの幅が狭い状態が長く続くと、
次はブレイクアウト狙いの戦略が有効となります。
昨晩は、1のところで、
4時間足のMA割れ狙いで売りました。
直近安値とMAの同時割れ狙いです。
利益確定目標は、ボリ-1σとボリ-2σあたり。
15分足や30分足もスクイーズの状態だったので
下方向へのブレイクアウトを期待しましたが、
結局、下ひげが出る形になりました。
[illust_bubble subhead="今日の一言" align="right" color="red" badge="check" illst="check-m1-l"]エントリーしたとして、
「どのくらいの値幅を期待できるのか」
「ロスカットに対して利益はどのくらいか」
を意識してトレードしましょう![/illust_bubble]