
こんにちは、FXトレーダーはるです。
今日は、急落の前兆とトレード解説をします。
急落の前兆についてお話しするのは何回目ですかね?
それだけ、重要なパターンでありますし、是非、マスターしてほしい手法なので、しつこく解説しますね。
急落の前兆とトレード解説
2015/12/9のUSDJPYチャートです。
大きな時間足の相場分析からしていきます。
週足:118円~125円のレンジでボリ+1σで抑えられていた
日足:レンジで123.74あたりで3回壁にぶつかっていた
4時間足:レンジ
まず、1時間足から見ていくと、3回MAで押さえつけられていて徐々にMAも下向きになっています。(赤丸のところ)
MA抜け失敗のローソク足も出現していますね。
次に、30分足チャートに1時間足の赤丸に相当する場所に赤丸を付けました。ちなみに、30分足の紫ラインは1時間足MAに相当するラインです。
2番目の赤丸と青丸のところで、MA抜け失敗トレードが成立しています。
まだ大きな下落に至らず、MA抜け失敗トレードでは10pips程度の利益で終わっていたはずです。
この段階での直近安値に赤ラインを引きました。(15分足と30分足の赤ライン)
15分足では青丸の高値(30分足MA)を付け、レンジに移行しそうでしたが、
直近安値割れ → 戻しがMAまで
という、鉄板パターンが出現しました。(水色丸印のところ)
そして、これも何回もお話ししましたが、
ちょっと抜けて → MAがサポート → ブレイクアウト
というパターンですね。
ダラダラとした下落が続いた後、ここから、ドーンと勢いが出るわけです。
ここは、絶対、狙いたいポイントです!
そして次は、「トレードプランの立て方」でもお話しした利確目標ですよね。
これは、日足のレンジの下限に青ラインを引いた122.214が第1目標となります。
このあたりまで下落したら、1分足とか5分足に切り替えて、反転の兆しが見えたらさっさと利確してしまいましょう。
で、今度は、どこまで戻ってくるか待ち構えておきます。
日足ではレンジブレイクアウトの形なので、一つは、青ラインまで戻ってきたところ。サポートがレジスタンスになるという話です。
それが、緑丸印のところです。
ちょうど、30分足ボリ-1σにも当たってますから、トレンド発生時の売りポイントとも一致しています。
急落の前兆から急落までのリズムとしては、何回かMA抜け失敗トレードでエントリーするも大した利益が出なくて、「あれ?下落しないのかなぁ」と疑心暗鬼になりがちですが、MAがずっと壁になっていることに注目してブレイクアウトする機会を待ちましょう。
もし、ブレイクアウト前からポジションを持っていたなら、MAを上抜けるまでキープする。
そして、ブレイクしたら、15分足でストップをトレールさせていく。
戻しが入ったら、次の売り場面を想定して準備しておく。
というリズムでトレードしましょう。
急落の前兆からのトレードのイメージはつかめたかと思いますが、実践できなければ意味がないので、チャートを少しずつ動かしながら、この場面ではどう判断するのか想像しながらデモトレードをしてください。
そして、今回の動きだけでなく、過去チャートをさかのぼって、似たチャートを探して同じことを繰り返す。そうすることによって、少しずつチャートパターンが身に付きます。
私も昔は、何回も過去チャートを確認して、パターンを覚えることにより、徐々に勝てるようになりましたから、絶対やってください。