
こんにちは、FXトレーダーはるです。
「ロスカットできないトレーダーの心理」
についてチャートを使って読み解きます。
逆張りトレードは否定しませんが・・・
「ロスカットを入れるのは常識!」
とはいうものの、
ナンピンをしているとロスカットしづらい時があります。
私もGOR(ゴールデンオーバーレイ)というサヤ取りツールを使っていた時は
逆張り専門でトレードしていた時期がありました。
勝率もよく、利益も上げていましたが、
たまの急落に巻き込まれて一気に利益を吐き出してしまう・・・
その時の心境は、こんな感じでした。
チャートを見ながらお読みください。
ロスカットできないトレーダーの心理
あれ?下に抜けちゃった。
嫌だなぁ・・・
ロスカット入れておくんだった。
(1のところで)
よし、戻しが入ったぞ!
せめて、プラマイゼロまで戻ってくれ!
神様!!!
えっ、まだ落ちるの?
だんだんヤバくなってきた・・・
(2のところで)
よし、ナンピンしてやれ!
トータルでプラスになったところで逃げればOKだ!
(3のところで)
逃げ損ねたよ。
やばい、こんなに負けてる。
あ~もうダメ!
全部、ロスカットだ・・・
これ、恥ずかしながら実話です。
神様にお願いしている時点で
そのトレードは間違っているんですよね。
これを教訓に、いや~な気持ちになったときは
すぐにポジションをクローズするようになりました。
急落時は3段落ちするという話をしましたが、
トレーダー心理をよく表しています。
1や2の場面は、
売っていた人の買戻しと逆張り好きの買い。
でも、それ以上戻らないのは
新たに買う人がいないから。
多くのトレーダーが売り目線の中
ロスカットを巻き込んでさらに下落。
最後にクライマックスを迎え
利益確定して、トレード終了。
「自分がポジションを切った途端、戻っちゃった・・・」
なんて経験がある方もいると思いますが、
クライマックスのところで投げっちゃってるんですよね。
だからって、
「戻ってくるまで我慢しよう」
なんて思っちゃだめですよ。
ずーっと戻ってこないこともあるんで。
逆張りトレードは、
「落ちてくるナイフをつかむ」
ようなものです。
もちろん逆張りが機能する場面もありますが、
トレンドと友達になった方が
利益を上げやすいことは明らかです。
[illust_bubble subhead="今日の一言" align="right" color="red" badge="check" illst="check-m1-l"]自分がどちらの側についた方が
利益を上げやすいのか?
ロスカットできずに負けるトレーダー心理を
意識してみましょう。[/illust_bubble]